猫と見たもの聞いたもの

ウチの猫たちの事などを、のんびりダラダラ書いてっております。

「サムサッカー」

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原作ウォルター・キルン
脚本・監督マイク・ミルズ。
(GAPなどのCMや、AIRなどのミュージックビデオ、
ご自身のライフデザインプロジェクトHUMANS BY MIKE MILLSで他の作家さん達も支援したり、多方面で活躍されているとってもマルチな方らしいです。)

あらすじ)17歳の高校生ジャスティンは何不自由ない家庭に育つ少年。でも、彼はいまだに親指をしゃぶるクセが治りません。両親も歯医者も、矯正や催眠術などでジャスティンのクセを直そうと、いろいろ干渉してきます。ガールフレンドからも冷たくあしらわれ、その上“ADHD”だと診断されたジャスティンは、抗うつ剤を飲むことで、問題を解決しようとします。最初は頭も冴え、得意の弁論術も評価されて理想の自分に近づいていったかに見えたのですが、指をしゃぶる代わりに今度は薬物に依存するようになってしまい・・・。

この映画に出てくる人たちは皆、毎日顔を合わせていても、悩みをすべて打ち明けられるわけでもなくどこか孤独です。そのため、よけいに自分を追い込んで完璧な人間を目指したり、他のものに依存したりして不安を紛らわせています。ジャスティンも、自信のなさから指しゃぶりに依存し、その事でさらに恥ずかしく思い、自己嫌悪になるという悪循環に陥ってました。
でも、みんな結局何かに依存しちゃってるんですよね。非の打ち所のない生き方してる人なんて居ないだろうし。私なんかも絶えず何かに依存しまくりで、いつも現実逃避という心の旅に出てしまってます。

映画の中で、ジャスティンは最初、辛いのは自分だけだと殻に閉じこもったままでしたが、しだいに、周りの人たちも同じなんだという事に気づき、もっと広い視野で物事をみれるように成長していきます。これぞ青春って感じで清々しかったです。個人的には、母親にほろっと来ちゃいました。
「大切なのは答えのない人生を生き抜く力」
自分の在り方に正解などなく、前を向いて行動するのみだと言う友人の歯科医の言葉が印象的でした。

ジャスティン役のルー・プッチは、挙動不審でおどおどした感じが、なんか役にハマッてました。キアヌリーブスは、マトリックスで空を飛んでるのをみて以来でしたが、歯医者に見えないアウトローっぽさが良かったです。

監督がグラフィックや映像の人らしいので、もっと奇をてらったような軽い感じの作品かと思ってたら
全然そんなことなくて、重めの内容を誠実に描写した映画だったのが意外でした。もちろん映像の方も、かっこ良かったですけど。静かで繊細な雰囲気がきれいでした。




サムサッカー 17歳、<br />フツーに心配な僕のミライ コレクターズ・エディションサムサッカー 17歳、
フツーに心配な僕のミライ
コレクターズ・エディション

ルー・プッチ
マイク・ミルズ
キアヌ・リーヴス
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2007-02-02


↓こちらもオススメです。


アメリカの人気コミックが原作の青春映画。ワガママで夢見がちな2人の女の子達のオシャレでちょっとひねくれたお話です。サムサッカーが、まっすぐ前向きな少年の話なのに比べこっちは幼いまま大人になる事を拒否する女の子の話で、ラストは物悲しく、とても切ないです。
ゴーストワールドゴーストワールド
ソーラ・バーチ
スカーレット・ヨハンスン
スティーヴ・ブシェミ

ジェネオン エンタテインメント
2002-06-07




  1. 2007/02/06(火) |
  2. その他(映画)
  3. | TB:0
  4. | コメント:1

コメント

いろいろ観てますね~
あの、もしかしてここの絵はご自身が描いてるんですか?
すごい上手いな~と感心してます。
  1. 2007/04/14(土) 17:07:31 |
  2. URL |
  3. リリー #-
  4. [ 編集]

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